参照機能を利用すると、1箇所に入力した内容を複数箇所で表示することができます。
例えば、見出しとして入力した内容をパンくずリストにも表示する、というような使い方ができます。
MEタグに用意された参照関連属性(ref_id, ref_page_id, ref_link)を指定すると、様々なパターンで他のMEタグが持つデータを参照できます。
参照のパターン別に指定方法を説明します。
ページ内の別のMEタグの内容を表示します。テンプレート新規作詞・編集画面のタグ生成機能で、参照ID(ref_id)を指定するとそのidの内容を出力することができます。
例えば、このようにidに"me1"を指定したMEタグを使用している場合。(上の画像では見出し部分)
<!--{text id="me1"}--> … <!--{/text}-->
<!--{text id="me2" ref_id="me1"}--> … <!--{/text}-->
参照元と参照先は同じタイプのタグである必要があります。
リピート領域も参照できます。
リピート領域は、参照する側もされる側もリピートタグ(repeat)を使います。
参照する側のリピートタグで参照したいリピートタグのIDをref_idに指定します。そうすると参照する側のリピートタグ内で、参照したリピートタグ内のMEタグを参照できます。
<!--{repeat id="item_list"}-->
<ul>
<li><!--{text id="me1"}--><!--{/text}--></li>
</ul>
<!--{/repeat}-->
<!--{repeat id="me3" ref_id="item_list"}-->
<ul>
<li><!--{text id="me2" ref_id="me1"}--><!--{/text}--></li>
</ul>
<!--{/repeat}-->
別ページのMEタグの内容を表示します。
テンプレート新規作詞・編集画面のタグ生成機能で、参照ページID(ref_page_id)を指定して、そのページ内のタグを参照ID(ref_id)で指定することで、参照先の内容を出力できます。
例:<!--{text id="main_title"}--> … <!--{/text}-->
<!--{text id="me1" ref_id="main_title" ref_page_id="2"}--> … <!--{/text}-->
マルチタイプの別ページの内容を出力します。
例えば、ニュースリリースの詳細ページをマルチタイプでつくって、それをホームに表示するようなケースで利用できます。
マルチタイプは複数のデータを持っているので、参照元のシングルタイプのページではリピートタグを使って出力します。
リピートタグの参照テンプレートID(ref_template_id)に参照先のマルチタイプのテンプレートIDを指定します。
リピート内のタグの参照ID(ref_id)には参照先のタグのIDを指定します。
参照先へのリンクが必要な場合は、参照先へのリンク機能(ref_link)を有効に設定します。
例:...
<h2><!--{text id="news_title"}-->News Title<!--{/text}--></h2>
...
...
<div>
<h3>News</h3>
<ul>
<!--{repeat id="me2" ref_template_id="1"}-->
<li><!--{text id="me5" ref_id="news_title" ref_link="on"}-->News Title<!--{/text}--></li>
<!--{/repeat}-->
</ul>
</div>
...
非公開ページのデータは参照できません。