バックアップ

コンテンツのバックアップはシステムメニューのバックアップから作成することができます。

バックアップ画面

バックアップ作成画面で「バックアップを作成する」をクリックするとバックアップの作成が開始されます。バックアップの作成には数分程度時間がかかる場合があるためブラウザを閉じずにお待ち下さい。

バックアップは system/storage/backup ディレクトリ内に作成されます。 バックアップ画面でバックアップファイル名をクリックするとバックアップファイルをダウンロードすることができます。

バックアップ対象

このバックアップ機能は、運用中に作成されるコンテンツが中心とした、以下のディレクトリ・ファイルを対象としています。製品アーカイブに含まれるプログラムファイルなどはバックアップ対象としていません。

  • system/app ディレクトリ
  • system/config ディレクトリ
    ※ db.php と backup ディレクトリは対象外
  • system/storage/license ディレクトリ
  • public/files ディレクトリ
  • public/themes ディレクトリ内の admin, cms, core, install, sample 以外のテーマディレクトリ
  • public/mecms_config.php ファイル

データベースの内容はバックアップファイル内の db_dump.sql として保存されます。

リストア

リストアを実行するとバックアップファイルを作成した時の状態にコンテンツを戻すことができます。 バックアップ画面で対象のバックアップファイルの「情報」ボタンを押すとリストア画面に遷移することができます。

基本的には、同じサーバー環境で作成したバックアップファイルをリストアすることを想定しています。 異なるサーバーでも環境・構成が同じ場合はリストアできる場合がありますが、注意が必要です。

注意点

  • MySQLのバージョンが異なる場合はリストアできません。
    MySQLのリリースシリーズ内でのバージョン番号違い(例:5.7.x の"x"の部分)の場合にはリストアできる場合はありますが、詳細な組み合わせ例については未確認です。
  • CMSのスキーマバージョンが異なる場合は再アップグレードが必要です。
    CMSのスキーマバージョンをアップグレードした後に、古いスキーマバージョンで運用していた際に取得したバックアップにリストアすると、アップグレードが必要な状況になり、即座にサービスが停止します。 そのため、リストアと同時にアップグレード操作をやり直す必要があります。
    この状況を回避するために、アップグレードの前後ではバックアップを作成することをおすすめします。