付属のサンプルフォームをインストールして、メールを受信できることを確認します。
オリジナルデザインやカスタマイズ設定は適用せずに、基本的な設定で動作確認を行い、サーバー環境に問題がないことを確認します。
ご利用サーバーが下記動作環境に適合していることを確認してください。
例:microengine-mf-1.1.0.zip を展開します。
アーカイブファイルが展開されると以下の構成になります。
※ディレクトリと主要ファイルの構成
※ 書き込み が記されているディレクトリ・ファイルはPHPの実行プロセスが書き込めるようにパーミッションを設定してください。
メール設定ファイル(contact/me_mailform/data/config/mail.ini)を修正します。
[mail]セクションの 「from」, 「from_name」, 「to」 項目を設定します。
※設定ファイル内のセクションとは、"[]"(角かっこ)で区切られた範囲を指します。[mail]セクションとは、"[mail]"行から、次に"[]"(角かっこ)で囲われた行までの範囲のことです。
「from」には送信元(送信者)となるメールアドレスを指定します。
「from_name」には、送信元の表示名を指定します。
「to」には、メールの送信先(受信者)のメールアドレスを指定します。
メール設定ファイルの該当箇所:
[mail]
;; ★★★ 必ず変更してください!!!
;; 送信元メールアドレス
from = your_address@example.com
;; ★★★ 必ず変更してください!!!
;; 送信元表示名
;; ここで指定した値が差出人の名前として表示されます。
from_name = "山田 太郎"
;; ★★★ 必ず変更してください!!!
;; 送信先メールアドレス
;; このメールフォームを受け取りたいメールアドレスを指定します
;; カンマ区切りで複数の宛先を指定できます。 例: info@microengine.jp, your_address@microengine.jp
to = your_address@microengine.jp
contact ディレクトリをサーバーにアップロードします。
ログ・CSV保存や通し番号機能などを利用する場合は、Webサーバーの実行ユーザーに書き込み権限を与える必要があります。 ご利用サーバーのマニュアルを参考にして上記2. の「ディレクトリと主要ファイルの構成」で [書き込み] と記されたディレクトリ・ファイルのパーミッションを調整してください。
PHPを実行するためのパーミッションが指定されているサーバーの場合は、サーバーのマニュアルに従い、.php ファイルのパーミッションを調整してください。
ブラウザを起動します。
contact ディレクトリをWebサーバーのドキュメントルートに配置した場合は、http://Webサーバー/contact/index.php
にアクセスします。
フォームの入力画面が表示されるので、問い合わせ内容を入力します。
「郵便番号」には7桁の郵便番号を入力します。(例: 1000001)
「住所を自動入力」ボタンをクリックして、「住所」に該当する住所が自動入力されることを確認します。(例:東京都千代田区千代田)
※この機能が正しく動作しない場合は下記の「住所入力支援機能が働かない」をお確かめください。
確認画面に遷移して、送信ボタンをクリックします。
メール設定ファイルで指定した送信先メールアドレスに、メールが届いていることを確認できればインストール成功です🎉
PHP 5.3 未満のバージョンが使われている可能性があります。PHPのバージョンが動作環境で指定された対象バージョンであることを確認してください。対象バージョンではない場合でもレンタルサーバーの管理画面などでPHPのバージョンを変更出来る場合がありますのでお確かめください。
郵便番号を入力しても住所欄に住所が反映されない場合は、PHPモジュールの「PDO」と「PDO_SQLite」が有効になっていることと、
DBディレクトリ内の「zipcode.sqlite」ファイルの読み込み権限があることを確認してください。
PHPモジュールの設定方法はご利用サーバーのマニュアルをご確認ください。レンタルサーバーによっては設定を変更できない場合があります。
送信したメールが迷惑メールフォルダに分類されていないか確認してください。SMTP送信機能を利用することで迷惑メールに分類されるリスクを下げることができます。
レンタルサーバーによっては、試用期間中はメールの送信が禁止されている場合があります。
携帯・スマフォのキャリアメールはPCメールの受信許可を設定しても、メールを受信できない場合があります。
メールヘッダーの一部がメール本文の先頭に表示される場合は、改行コード設定(mail.ini の [library] セクションの line_feed 項目)を次のように設定することで現象が改善する場合があります。
line_feed = lf
※メールヘッダーの内容は様々ですがたとえば次のような内容が含まれる場合があります。
Date: Fri, 1 Sep 2017 14:16:54 +0900 (JST)
※大塚商会様のアルファメールとカゴヤ・ジャパン様のレンタルサーバーでは、この設定変更により改善したという報告事例があります。
php.iniで、「 mbstring.encoding_translation = On 」という設定がされていると、入力した内容が消える場合があります。次のように php.ini の設定を変更してください。
mbstring.encoding_translation = Off
※同じPHPを使う他のプログラムにも影響を与えますのでご注意ください。
mod_rewriteなどを使用して、index.php の場合にファイル名が付かないURLにリダイレクトしている場合にこの現象が発生する可能性があります。
入力画面と確認画面のform要素のaction属性にリダイレクト後のURLを指定するか、action属性値を空にすることでこの問題を回避できます。
ブラウザで入力画面にアクセスした際や、送信した際に画面が白いままで何も表示されない場合は、動作環境に問題がある可能性があります。
「1. 動作環境を確認する」を参考に、PHPのバージョンや、必須PHPモジュールの対応状況などをご確認ください。 一部の無料サーバーでは open_basedir 設定により /tmp が無効になっていて、上記現象が発生する場合があります。php.iniの変更が許可されていないレンタルサーバーの場合はご利用頂けない場合がございます。
config.ini の [global] セクションに、「debug = 1」を記述していただくと、エラー内容が表示されるようになります。 解決しない場合は、エラーの内容をご確認ください。確認後は、debug = 1 を削除して元にお戻しください。
メールフォームの画面には著作権者表示とリンク(Powered by MicroEngine)が表示されます。ライセンスを購入するとこれを表示せずに運用することができます。
購入したライセンスをメールフォームに登録する方法を説明します。
ライセンスファイル保存場所:
me_mailform/data/config/license.php
必要に応じて、Webサーバーの実行ユーザーが読み取れるように license.php のパーミッションを調整します。
メールフォームの画面を開き、著作権者表示が消えていることを確認できれば、ライセンス登録は完了です。
※同じホストで複数のメールフォームを運用している場合は、それぞれのメールフォームにライセンスを登録します。
著作権者表示(Powered by MicroEngine)をHTMLやCSSやJavaScriptなどによって隠す行為は許諾しておりません。
必ず、ライセンスをお買い求めください。
住所入力支援機能で利用する郵便番号DBファイル(zipcode.sqlite)を最新版に更新する方法について説明します。