バックアップと復元
概要
MicroEngine本体や管理しているページ、テンプレート、データベースなどをまとめてバックアップします。MicroEngineはファイルタイプのデータベースを使用しているため、ファイルをFTPソフトなどで手元にダウンロードするだけで簡単にバックアップを作成できます。データベースを専用のソフトでバックアップしたりリストアする必要はありません。
バックアップの作成
MicroEngineをインストールした場所や設定によってバックアップ対象が異なります。
基本的にはMicroEngine本体も含め、ドキュメントルート以下を全てのファイルをダウンロードします。
管理対象ディレクトリ(site_path設定値)で特定のディレクトリを指定している場合は、MicroEngine本体とそのディレクトリだけをバックアップしても構いません。
データディレクトリ(標準では me/admin/data/ )をドキュメントルート外に配置している場合は、そのディレクトリもバックアップします。
バックアップ作成手順
- FTPソフトなどで、公開サーバーにアクセスする。
- 関連するファイルをダウンロードする。
バックアップからの復元
バックアップしたファイルを元の位置に戻すとバックアップ時点の状態に復元することができます。
もし、MicroEngineのシステムのみを復元したい場合は、MicroEngine本体(標準では"me"ディレクトリ)だけを戻すこともできます。
復元手順
- FTPソフトなどで、公開サーバーにアクセスする。
- 復元対象ファイルがサーバーに残っている場合は、移動するか削除する。
- バックアップファイルを元の位置にアップロードする。
- 必要があれば、ファイルのアクセス権を設定する。
注意点
バックアップファイルの中に、MicroEngine以外のシステムのファイルが含まれている場合は、誤って書き変えてしまわないように注意してください。